2020年9月、服薬フォローアップ義務化【わかりやすく取組方法を解説します】

2020年9月22日

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薬剤師のごんです。

薬剤師歴13年、マネージャー歴5年のごんが解説いたします。

服薬フォローアップ薬歴の記載方法【詳しく解説いたします】

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服薬フォローアップ義務化【わかりやすく取組方法を解説します】

2020年9月より、薬機法改正により服薬フォローアップについて義務化されました。

やらなきゃいけないのは分かるんだけど、まだどう取り組むべきものか分からない。薬剤師として、どのようにフォローを行い、それを記録管理していくべきなのか。服薬期間中のフォローアップは以前から実施すべきものであったが、2020年9月より義務化されました。薬剤師のあなたはもうすでに行なっていますか?ここでは、取り組み方法を解説していきます。

服薬フォローアップは加算がつくのか?

服薬フォローアップを行うことで加算(点数)がつくのか?せっかく開始したのだからお金につながる取組になるのかきになりますよね?

結論から言いますと、つきません!

服薬フォローアップを実施したからと言って直接的に点数がつくものではありませんが、

行い方を工夫することで、加算につなげることは可能です。

服薬フォローアップを行う中で体調の変化や、残薬などの情報を患者の同意を得たうえで医師に連絡することで「服薬情報加算」をとることが可能です。

具体的には、患者様の体調で気になる情報を得ることができた場合に医師への情報を書面を用いて連絡する必要があります。

服薬フォローアップ義務化、取り組み方法解説

服薬フォローアップは加算につなげられるか?服薬フォローアップは加算につなげることが可能です。

どうすれば、加算につなげられるかというと、上記のフローチャートの用に確認していくが必要です。

上の画像はご自由にお使いください。

服薬フォローアップで行い得た情報を、医師へ報告することで「服薬情報等提供料2」が算定可能です。

服薬情報等提供料2のイに以下の記載があります。

保険薬局の薬剤師が薬剤服用歴に基づき、患者様の服薬に関する(4)のアからウまでに掲げる情報提供の必要性を認めた場合にその理由とともに、
患者様の同意を得て現に患者が受診している保険医療機関に対して保険医療機関に文書等をもちいて提供した場合

ア当該患者の服用薬及び服用状況
イ当該患者に対する服薬指導の要点、患者の状況等
ウ当該患者が容易にまたは継続的に服用できるための技術工夫等の調剤情報

こちらの情報を患者様から聞き出すことができた場合、文書(FAX)を用いて提供した場合加算につなげることができます。

たとえば、糖尿病の患者様の場合で初めてSU剤が処方された場合
例:)
1、患者様に投薬時に低血糖が出るリスクについて説明し、1週間後等に連絡することを承諾を得る

2、(服薬フォローアップ実施)患者様に電話等により、低血糖が出ていないか?コンプライアンスは良好か?を確認する。
その電話の中で患者様にここで得た情報を医師に伝えていいかの確認を行う。

3、得た情報を文書を用いて、医師へ連絡を行う。
ここでは、低血糖が出ておらず、服用が継続で来ていることについても連絡する。

以上の流れで「服薬情報等提供料2」が算定可能です。

対象者の選定基準は?(薬物療法の為)

服薬フォローアップの、対象者の選定基準は

「薬物療法の適切に行うため」

これが基本です!

この基準がぶれてしまうと、患者様だけでなく、医療として薬剤師が見捨てられしまう可能性がありますので必ずこの基本をまずは頭に置きましょう。

選定基準は下記の通りです。

  • 使用薬(ハイリスク薬他)
  • 併用薬(要指導医薬品、一般用医薬品、医薬部外品等)
  • 積極的に摂取している食品や嗜好品(健康食品、酒、タバコ他)
  • アレルギー歴、副作用歴
  • 疾患(現疾患、既往歴、合併症、他科受診で加療中の疾患他)
  • 臨床検査値(肝機能、腎機能)
  • 薬剤の使用状況(残薬等)
  • 薬剤使用中の体調の変化・患者特性(薬識・認識力・生活機能)
  • 年齢、性別、身長、体重、妊娠、授乳、職業等

以上を踏まえた上で、

薬学的知見に基づき分析した上で総合的に判断することが重要です。

注意、ハイリスク薬が出ているから、服薬フォローアップの対象者であると判断しないこと

薬歴の記載方法は?(記載場所の確認)

薬機法改正の中では、調剤録に残すこととなっているがどこに履歴を残すべきなのか?を解説致します。

薬歴は

  1. 薬剤交付時
  2. 服薬フォローアップ時
  3. 次回来局時

3回記載が必要である。

薬歴に残す理由は、実際に行った内容を残すために必要です。

薬剤交付時(薬歴)

『この患者にフォローアップが必要か?』を考え、次回来局時までに聞き取りが必要な場合にOP(申し送り)へ記載しておく。

注意点!

必ずしも、患者様の同意は必要ではないが、信頼関係の維持のためにあらかじめ了承を得るほうが良いです。

記載内容の例としては、下記の通りです。

CP:〇月〇日〇時に電話にてフォロー実施を約束。

OP:〇月〇日〇時フォロー実施を約束

薬は飲めているか?副作用は出ていないか?←患者によって聞く内容は異なる。

以上のように連絡する旨を伝えたこと、服薬フォローアップ時に聞き取りたい内容をOPに記載をしておくことが望ましいと思われる。

服薬フォローアップ時を行う旨伝える際には、「法律で決まった」「実施するように指導された」等の非本質的な説明は薬剤師としての責務を放棄し信頼を失墜させる行為であり、現に慎むことと(日本薬剤師会資料より)

服薬フォローアップ時(薬歴)

ここが今回の服薬フォローアップ時のポイントです。

「調子はいかがですか?」などの日常会話で終わらせないように準備をしておきましょう

ここでは、得られた情報を薬学的知見に基づき分析・評価する。

変化がなかったこと、副作用が発現しなかったことも重要な評価となるため記載する。

問題解決のために必要な情報提供、指導を行った内容を記載する。ここで得た内容を医師に連絡していい旨確認できれば服薬情報等提供料算定可能。

薬歴に5w1hで記載をしていく。

1,when?・・行った日付け、時間

2,who?・・誰が?誰に?連絡を行ったか

3,how?・・どうやって連絡を取った?(電話?FAX?来局?)

4,why?・・なんで?行うことになったのか?理由を記載

5,where?・・どこで?確認を行ったか?

6,what?・・聞き取れた内容を詳しく記載。次回への申し送りを記載しておくことが重要。

次回来局時(薬歴)

服薬フォローアップ時に確認した内容を、もう一度確認を行う。

服薬フォローアップに必要性のアセスメントを行うことが重要です。

例:)

A:前回服薬フォローアップで確認し、体調の変化がなく、今回も確認したところ副作用がないことを確認。そのため、引き続き継続可能と判断。

前回服薬フォローアップを行ったことにより患者のアドヒアランスが高まったと考える。

以上のように記載し、行った妥当性を確認することが大切です。

服薬フォローアップを実施するためのツール3選

服薬フォローアップの行い方は少しは理解していただけたでしょうか?

ここからは服薬フォローアップで使えるツール3選を紹介いたします。

実際に使っている薬局もあるツールです。

取り入れ行いやすい環境を作るのはいかかでしょうか?

LINEを使った服薬フォロー方法

埼玉県川越市の小江戸薬局は2019年4月から、対話アプリのLINEを活用して服薬期間中のフォローアップに取り組んでいる。健康サロン(東京都目黒区)が提供する投薬後フォローシステム「あなたの調剤薬局」に組み込まれたサービスで、患者が薬局をLINEで「友だち登録」すると、薬剤交付後、適切な時期にフォローアップのための質問やメッセージがLINEのトークで自動送信される。薬剤師は、患者からの返信内容を調剤室内にあるパソコンで確認し、必要があれば同じくトーク上で個別に返信するという流れ

参加者の6割が「友達登録」されており、高い確率で連絡手段として活用できています。

「LINE」というすでに、根付いたアプリの使用は行いやすい印象です。

FAXを利用した服薬フォロー方法

連絡手段として、FAXを利用する方法も一つの手段であると思われます。

耳が遠く電話にあまり出ない方。

lineなどのアプリが活用できない方。

には、FAXは連絡手段として有効です。

聞き取りたい内容を問いとして、返答内容を書き込めるようにすることで連絡することも一つの手段だと考えます。

連絡がとりにくい方には検討の余地ありです。

アプリを活用するフォロー方法

時代はICT!つまりオンラインアプリの活用です!

専用アプリをうまく活用して服薬フォローすれば、スケジュール管理しながら自動メッセージ配信して、自動で回答をもらって、自動で薬歴の下書きまで作成してくれます。

人が確認するよりもむしろ細かいところまでフォローしてくれます。

ここまでやってくれるので服薬フォローに取り組みやすい環境が作ることができます。

くわしくは今後解説いたします。

まとめ

服薬フォローアップは、薬剤師一人一人が意識し患者様と向き合うことで可能です。

現在、対物から対人への流れに沿っています。

最近では、新型コロナ対策の影響で新規処方・処方変更も長期に処方になり薬剤師が管理しなくてはならない場面が増えてきています。

副作用や対処法についてまとめて伝えても覚えていないことが多いと思います。

服薬フォローでは、副作用のフォローはもちろんのこと、細かい注意事項のリマインドも大切な役割です。

ICTも活用し早期に複数件こなせる環境づくりをしないと生き残っていけないと思われます。

いまから対策をし、ソフト面ハード面両面から取り組みましょう。

 

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