2020年度版、新人薬剤師必読の本【おすすめ5選+1】

2020年10月25日

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薬剤師になったけど、みんなどんな本から学んでいるの?

見て学べタイプの先輩でなかなか自分で学ばなきゃいけなくて心配。

読んでおくべき書籍教えて欲しい

こういったお悩みにお答えします。

これさえ読めば新人薬剤師レベルを脱することができます。

2020年度版、新人薬剤師必読の本【おすすめ5選+1】

薬剤師として、国家資格を手に入れる為に必死で勉強してきたと思います。頭脳明晰で、そんなに勉強していない人もいるかもしれませんが、薬剤師になったからには常に知識をアップデートして行かなくてはなりません。

常に新しい薬が発売になり、薬の副作用、薬理作用など学び服薬指導に生かさなくてはなりません。

病院薬剤師の場合、医師や看護士から常に高い知識を要求されます。

薬剤師になって終わりではありません。これからの時代は、こなすだけの薬剤師は淘汰されてしまいます。

今回ご紹介する書籍で知識を身につけていきましょう。

①薬の基礎知識を学ぶなら『今日の治療薬』

おすすめポイント!

  • 薬のハンドブックの定番
  • 医師も処方時に活用している
  • 服薬指導時に必要な情報がギュッとつまってる

 

言わずもな薬のハンドブックの定番です。臨床で使われる医薬品を薬効群ごとに解説と便覧で構成した一冊です。

だからこそ、1薬剤師に1冊必須です。きっと、となりあの人も持ってます。

病院の医師も専門外の薬を処方する際に使用している。医師が使っているのだから間違いない。

大学で購入させられた人も多いと思います。毎年、毎年新しい「今日の治療薬』を購入し新薬の情報に対応しましょう。

妊婦授乳婦の危険度情報もわかりやすく、困ったときの早引きに使えます。

薬局に一つはあるかもしれませんが、初めて触った薬はその日家に帰って調べましょう。

ごんも添付文書だけでなく必要な知識を身につけるために実践しています。

似たような薬のハンドブックに「治療薬マニュアル」がありますが、現場で使えるのは断然「今日の治療薬」です。

迷わずにこちらを購入しましょう。

②薬の使い分けを学ぶなら『薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100』

おすすめポイント!

  • 薬の使い分けに特化している
  • 730点の参考文献に基づきエビデンスも取れている
  • 医師への疑義照会時、処方提案に生かせる

薬の比較が分かりやすいと評判のブロガーでもある児島悠史さんの著書です。

薬剤師として働いていれば、薬が変わった時など患者さんからどう違うか質問されることが多々あります。

そういう場面で、この本が役に立ちます。

各薬と類似薬との違いが分かりやすく解説されています。

図やまとめによって一目でわかるように工夫されています。

服薬指導の時だけでなく、疑義照会時や、処方提案に生かせる一冊です。

③実践的な薬の知識を学ぶなら『薬効別 服薬指導マニュアル』

おすすめポイント!

  • 服薬指導時に必要なポイントが分かるようになる
  • 副作用ごとの確認すべきポイントが分かる
  • 患者様から聞かれやすい質問が分かる

門前薬局薬剤師や病院薬剤師の場合、病院の推奨品以外の薬についての知識が入ってきません。

そんな時にこの一冊があれば、服薬指導のポイントを全70薬効について服薬のポイントが網羅されているため現場で使いやすい一冊です。

主な副作用や対策、聞かれやすい質問についても対応しています。

知識はあるけど、ポイントがうまく伝えられない人におすすめな一冊です。

④服薬指導の基礎を学ぶなら『服薬指導のツボ 虎の巻 改訂版』

おすすめポイント!

  • 服薬指導の基礎が学べる
  • 服薬指導の回数の特に循環器疾患の項目が充実してる
  • 口語になってるから、そのまま服薬指導に使える

服薬指導時の基礎が学べます。

口語になっているから、読んだ直後でもそのまま使えます。

説明しなくてはならない内容を学べるので、薬歴を書くのがスムーズになります。

読んですぐにベテラン薬剤師のような服薬指導時ができるようになります。

新人薬剤師が急成長するためにおすすめな一冊です。

⑤現場で使える知識を学ぶなら『デキる薬剤師をつくる現場の教科書』

おすすめポイント!

  • 大学では学べない、現場で役立つ基礎知識が身につく
  • ほんとは薬剤師1年目に出会いたかった1冊No,1
  • 先輩、患者さんが新人薬剤師に求めている内容が分かるようになる

これ一冊でできる薬剤師になれます!

ってのは冗談ですが、ベテラン薬剤師に近い動きが可能になるための知識が詰まっています。

大学ではそれほど勉強しない実際の薬局で使える知識を学べる本です。

薬剤師一年目にこの本に出合っていたらもっと患者さんの見方や先輩からの見られ方がかわったかも

現場レベルで必要な知識を学べる一冊です。

おまけ 病態を学ぶなら『病気が見えるシリーズ』

おすすめポイント!

  • 疾患がビジュアル化されているから、分かりやすい
  • 服薬情報の際に、患者の病態が把握できるので指導内容の質向上できる
  • 治療薬の使用意義が分かる

大学時代にすでに活用されていた方もいらっしゃるかもしれません。

病態を学ぶならこのシリーズがおススメ!

ビジュアル化されているため、とても分かりやすく知識として定着しやすいです。

治療薬がなぜ出されているのか、大学では学んでいたけど

実際調剤して薬出す場面になると分からなくなります。

そんなときに、これで復習できます。

患者の病態を把握し、適切な服薬指導が可能になる一冊です。

シリーズのため、12冊ですけど、その中でも循環器がおすすめです。

投薬回数も多いのでまず買うなら循環器がおすすめです。

まとめ

  • 薬の基礎知識を学ぶなら『今日の治療薬』
  • 薬の使い分けを学ぶなら『薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100』
  • 実践的な薬の知識を学ぶなら『薬効別 服薬指導マニュアル』
  • 服薬指導の基礎を学ぶなら『服薬指導のツボ 虎の巻 改訂版』
  • 現場で使える知識を学ぶなら『デキる薬剤師をつくる現場の教科書』
  • 病態を学ぶなら『病気が見えるシリーズ』

今回は新人薬剤師が、まずは新人を脱するための5冊を紹介しました。

ベテラン薬剤師には物足りない内容かもしれませんが、まだ不安な一年目こなせるようになってくるとより知識の必要性を認識します。

これから薬剤師は、知識を身につけなくては生き残っていけなくなってきています。

薬剤師の資格を取って勉強は終了ではありません。薬剤師でいる以上は常に勉強していかなくてはなりません。

勉強していけば先輩薬剤師に追いつき、そして先輩薬剤師になった時に教えられる素敵な薬剤師になっていることでしょう。

患者さんのためにもなりますので、これらの本で学びまずは基礎知識を学びましょう。

そして自信をもって投薬できるようにきっとなります。

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