薬剤師のセミリタイア術【計画と必要な資金について教えます。】

2020年10月31日

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現在薬剤師をしていて、今は平均よりも稼げています。どんどん調剤報酬は下げられていき、薬剤師が稼げる職業ではなくなってきていると思っています。だから、このまま働き続けていくことに不安もありセミリタイアしたいと思っています。

今から計画的にお金をためて薬剤師を副業にできないかな?

再現性のあるセミリタイアの方法はないかな?

このようなお悩みにお答えします。

薬剤師のセミリタイア術【計画と必要な資金について教えます。】

ポイント

この記事を読むと

  • 薬剤師のセミリタイア術が学べます。
  • セミリタイアするための行動計画について学べます。
  • セミリタイアするための資金はどのくらい必要かが分かります。

薬剤師歴13年目、マネージャー歴6年目の

毎月20冊の本読むFP×薬剤師ごんが解説いたします。

薬剤師がセミリタイアするための計画について

そもそもセミリタイアって何?

セミリタイアとは、「ある程度働きながら自分の時間を大切にして、生活を送ること」を言います。

現在、流行りのFIRE(経済的自立)とは異なり、完全に隠居するわけではなくストレスにならない程度に社会と接点を持ちながら生活を送ることをセミリタイアと言います。自分の時間はしっかりと確保しつつも社会に貢献することができる状態。

FIRE(Financial Independence, Retire Early)とは、完全に不労所得のみからで生活を送る状態のことを言います。社会から離れ隠居生活が可能となる状態。

セミリタイアの年齢は特に縛りはありません。余裕があれば、20代からでも可能です。しかし、セミリタイアするための条件は環境により大きく異なります。子供がいる場合、住宅ローンがある場合などそれらにより大きく異なります。

セミリタイアするためにまず必要なこと

それでは、何をしていったらセミリタイアに近づけるのか?

まず、毎月の支出額を把握することから始めましょう。

なぜ支出額の把握が必要なのかというと、ほとんどの方が、毎月の支出を正確に把握していないために今後必要なお金を計算することが難しいのです。

毎月の支出額が知らないから、お金を貯めることができず、何となくでお金を使ってしまうのです。これでは、いつになってもお金がたまらずセミリタイアすることはできません。

毎月の支出を把握するためにはアプリ「マネーフォワードミー」を活用して行きましょう。

このアプリは、銀行口座、証券口座、クレジットカード、電子マネーなどのお金の流れをすべてまとめて管理してくれるアプリです。

家計簿をつけていなくても、完璧にお金の管理をすることができます。

個々のアプリを開かなくても銀行の在高を確認することもできとても便利です。

そしてもっとも重要なのは、「貯蓄率」をふやすこと

収入とのバランスである貯蓄率を増やすことがセミリタイアへの近道です。

収入が上がればいいんじゃないの?
収入だけに着目すると、支出が多くなった場合毎月貯められるお金が少なくなり結果としてセミリタイアは遠のきます。

一般的に高収入の人は、支出も併せて多くなる傾向にあります。そのため、収入を増やすことだけでなく、さっき把握してもらった支出を収入から引いた貯蓄率が重要なんです。

そのためには、毎月の生活費を見直し、節約し不必要な支出を減らしていくことが大切です。

例えば、携帯を大手キャリアから、格安SIMに乗り換える。これだけで毎月4000円は改善してきます。しかも、ほとんど生活に支障はありません。満足度はほとんど下がらずにこれだけでセミリタイアへ大きく近づきます。

でも、節約と言って思いつくのは水道光熱費だと思いますが、毎月の頑張りほど効果は少なく、あまりやりすぎると生活満足度が下がってしまうである程度無理の範囲内で行いましょう。生活を豊かにするために、セミリタイアするのですから満足度は下げずに節約していきましょう。

そして、収入を増やし貯蓄率を高めていきましょう。

じゃ薬剤師として、セミリタイアするためには資金はいくら必要か?

結論:必要な資金は(年間支出 - 収入) × 25倍!

完全にリタイアするのに必要な資金は、年間支出の25倍です。これは「4%ルール」と言われる考え方です。

毎年の運用を5%目標で運用していった場合、毎年取り崩し始めたときの4%を定率で取り崩した場合元本が25年後も残っている確率が90%以上あるらしい。これをもとに考えていくことがじゅうようです。

年間支出を400万円とかていした場合、リタイアするためには400×25=1億円!となります。

しかし、今回目指すのはセミリタイアのためには労働で稼ぐ分を引く必要があります。

労働収入が200万円稼ぐ場合、資金は200万円×25=5000万円となります。貯めるべき資金は半分となります。

労働収入が300万円稼ぐ場合、資金は100万円×25=2500万円となります。さらに半分の1/4で済むようになります。

どれだけ働くかによって大きくセミリタイアの資金は変わってきます。セミリタイアは割と身近にあるものなのです。

あとはやるかやらないかだけです。

セミリタイアは、薬剤師ならできる簡単!?

薬剤師は、全職種の平均年収よりも高く、セミリタイア後働く場合もパートで働いたとしても時給が高く有利です。

子供や、マイホームなどの状況により大きく異なりますが、薬剤師なら簡単にできます。

平均年収が541万円となりこの平均的な家庭で試算した場合、支出を月20万円とし年間支出240万円で計算すると、毎年300万円貯蓄できる計算となります。300万円を10年5%で運用できれば、3700万円となります。

これですでに資産からの所得、不労所得が毎年140万円作れる計算となり、毎年稼ぐ必要があるお金は、100万円となります。このきんがくであれば週1回8時間働くだけでも稼ぐことができる金額となります。

資金を崩していくうえで気を付けるポイント

気を付けるポイントは、資産運用する際にはいい年と悪い年があるとのことを理解しておくことが重要です。

悪い年に取り崩してしまうと、資産が大きく減少してしまい老後まで足りないといったことに繋がります。

悪い年は労働収入を増やし、資産の取り崩しを少なくするとより長く資産を長持ちさせることが可能となります。

労働と不労所得のバランスを整えることが重要です。

まとめ

セミリタイアを考えるうえで重要な考え方は「貯蓄率」と「4%ルール」この二つが一番重要です。

薬剤師は現在、平均より高収入の為早期にセミリタイアすることが可能です。

働き方が多様化してきた現代の中で

まずは自分の支出額を把握し、節約を行い資産をため自由を獲得し豊かな生活を獲得しましょう。

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